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2008年09月23日

●色んな意味で山が立ちはだかります。

「嵐~」が終わったのは確か今月の16日と記憶するが、もはやそんなこと遠い過去かのように、怒濤のような毎日が続いている。

「山~」である、「~巨人」である。山もでかけりゃ巨人もでかい。おまけに作家もノーベル賞だ。演出家に至ってはフランス人のジョルジュ・ラヴォーダンだ。当たり前だが稽古場にはフランス語が飛び交っている。
大学時代、第Ⅱ外国語にフランス語を専攻したかいも空しく、一つもわからない。いや、正確には、「ウイ」と「ノン」はわかる。「はい」と「いいえ」だ。

そんな異国の地に足を踏み入れた状況が、毎日7時間みっちり続く。これは外人の演出家だからなのかなんなのか、とにかく休憩を取らない。以前一緒だったジョンケアードは、比較的ファミリーを大切にするからなのかなんなのか、朝早くから稽古を始めて、夕方には終わるという、比較的理想的な稽古スケジュールだったのだが、それでも休憩は2時間に1回とかそんな感じだった。
ラヴォーダンもまた休憩をとらない。気がつけば2時間とか平気で続けている。凄い、すさまじい集中力だ。しかし何より凄いのは、そんな稽古をモノともせず敢然立ち向かう平さんや麻美さんのお姿だ。素晴らしい。お二人に比べたら私の苦労など取るに足らぬモノ。

しかし私がヘトヘトなのも事実だ。情けなや。
台詞はほとんどないのだが、舞台上にずっといなければいけないという役なので、本当に苦労している。何がどう苦労なのかはうまく説明できないし、実際に経験してみなければわからないことなので詳細は割愛するが、とにかく、役者としての力量のなさを痛感させられる毎日である。

そういえば今日は、稽古前に久しぶりのアニメのアフレコもあったものだから、緊張は極限に達した。

持ち前の「人見知り」を遺憾なく発揮し、未だ日常会話もままならない私は、いったいこの先どのように世の中を渡り歩いていけばいいのか。その昔、「世渡り上手」などと汚名を着せられたこともあるのだが、どっこい今の私のどこが「世渡り上手」なのかを箇条書きで提出していただきたい。

そんな、針のむしろの私だが、人は苦労せずして何を得んとするか!
とにかく徹底的に揉まれ足掻くのみ!

生きていたらまた会おうぞ、ここで!

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