●coco細菌
ここ最近、5匹の猫に代わる代わる甘えてこられるという、猫アレルギー所有の私にとってはなんとも耐え難い、しかしにゃんとも微笑ましい光景が繰り広げられている我が家だが、ことチョビに関して言えば、その昔天敵の様な扱われ方をしていたのが今や、こうして文章を打っている間にも、私の膝の上で右へ左への大騒ぎである。挙げ句の果てには、顔をそこかしこに擦り付けてくるのだ。なんでだ、髭が生えてるからか?髭だから同族扱いか?それともただの寂しがりやか?おかげで、今私の眼前には猫の毛しか見えない、すなわちこれは歴としたブラインドタッチというわけであり、もはや驚異的である。
ここ最近、やたらと破壊力抜群な夢を立て続けに見るのだが、バイクのエンジンを入れようとしたらそのタンクから黄金に輝く虫が私を無視ししてわんさか這い出てきたり、某所に隕石が落ちて「だから言ったじゃないカー」と誰かが叫んでいたり、某所に飛行機が落ちたり、ヘリコプターが落ちたりと、ほぼ3日間続けて何かが落ち続けているこの私の膝の上で、なおもチョビがやや爪を立ててグルグル喉を鳴らしながら蠢いている姿はもはや驚異的である。
ここ最近、やたらと文字が氾濫している気がして、それでなくても滞りがちな日記の更新が、最早「なんか気持ち悪い」という不確かな理由だけでさらに筆を重くしている事実がある上で、チョビがとうとう爪を立てて我が顔を引っかき回そうという、日本古来の漫画にありがちな展開、さらには、我が手に爪を立てて、かわりにキーボードをうとじょいえjふぉいp;いおfぎお;ふぇj、失礼、キーボードを打つのを邪魔するお前の企みを小論文にして東大の推薦入学でも受けろ、それはもはや驚異的である。
ここ最近、新しい猫のトイレを4個購入したのだが、今まで数多の試行錯誤の末のトイレであったので、さすがに効果抜群であり、その金のかかり方も抜群であるのだが、おかげで少しだけ我が家が快適になったのだが、猫の快便の快進撃は相変わらず続くものであり、なぜか一匹が排便を始めると、私も、私も、と入れ替わり立ち替わり排便をするものだから、まるで排便祭りの様相を呈する。そんな数多のトイレがあるのは我が部屋であり、我が愛すべきぱーそなるこんぴゅーたーの設置されている部屋なのである。こうして文字を打ち続ける間もなお排便は続き、私は文明の利器の恩恵に授かりながらも、原始的な香りに鼻腔が崩壊寸前である、それはもはや驚異的である。
ここ最近、5匹目の猫であり使徒であるムニャの興味の対象が、なぜか私の足になった。油断するとちょいちょい爪で引っかかれてしまう。虫か、俺の足は虫なのか。確かに全国的に見ても多少なりとも魅力的な右足左足であることは泣く泣く認める覚悟と度胸はあるが、お前に虫扱いされる覚えはない。私はあなたの玩具じゃないのよ。そんな私であるが、只今新国立劇場にて絶賛上演中である、山を。と、ここまで書いたところで足の親指からそこはかとなく出血してもなおこの文章を打ち続ける私、それはもはや驚異的というより単なる阿呆であるな。