2000年3月30日「こころ」

 

ここ数日、日記を更新していません。
特に撮影が忙しかったというわけでもないんですが、
なんだか何を書いて良いのかわからなくなって、
ついつい更新をさぼっていました。

気がつけば、この「hosomi.com」に移転してから
もう1年がたったんですね。
夢之歳月ができてから、もうすぐ1年半です。
なんだか、あっという間の1年半だった気がします。

MLの方で書いたかもしれませんが、
久しぶりに小説を読んでいます。
といっても、夏目漱石の「こころ」ですが。
なかなか読む時間がないんですが、
新幹線での移動中とかに読んでいます。
だから、なかなか読みきる事ができません。
もっとも、この本はもう何回も読んでいて、
この本自体も3冊ぐらい持っています。
突然読みたくなって、この前古本屋で買ってしまいました。

その「こころ」の中に、このような文章があります。

悪い人間という一種の人間」が世の中にあると君は思っているんですか。
そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にいるはずがありませんよ。
平生はみんな善人なんです。少なくとも普通の人間なんです。
いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。

僕はずっとこの言葉がひっかかってしょうがありません。
僕は果たして善人なのだろうか。
そもそも、何が悪人なのか。何が悪なのか。

人の心を踏みにじる事なのか。
人の優しさにつけこむ事なのか。
人の信頼を失う事なのか。

僕自身の心に、僕は色々な質問を投げかけてみる。
それが不毛な作業であっても。
僕は僕の心に問いただす。

僕は何を考えているのだ。
僕は何がしたいのだ。
僕は、これからどうするつもりなのか。

どうしようもなく自分を追い詰めて、
苦しくなって、寂しくなって、悲しくなって、
ギリギリのところで僕は逃げ出してしまう。
僕は、僕自身の本当の「こころ」に触れれずにいる。

新しい世界が広がって
心地よい時間が流れて
でも僕は
この場所でしっかりと立ち続ける
勇気と
自信と
こころを 持ちたい
流されることなく・・・・・・・・


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